法人概要
BEL(Bio Education Laboratory)は、
生命科学にかかわる基礎から応用研究分野の実用化・普及に関する国内外の研究者に対しての研究費助成や科学技術振興のための学会等への助成、
さらに、研究者や将来を担う若者等への生命科学技術普及啓発により、
科学技術の振興に努め、もって人類の医療及び健康の向上に寄与することを目的とし、
その目的に資するため、次の事業を行っています。
- 生命科学にかかわる分野の基礎から応用研究分野の実用化・普及
- 生命科学にかかわる科学技術に関し、国内外の研究者や中高大学生等への普及啓発
- 生命科学にかかわる科学技術に関する研究に対する助成
- 生命科学分野の講演会及びシンポジウム、セミナーの開催
- 前各号に掲げる事業に付帯又は関連する事業
法人名 | 一般社団法人生命科学教育研究所 (BEL:Bio Education Laboratory) |
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設立 | 平成30年4月13日 |
研究所長 | 市川 厚 |
研究副所長 | 木下 健司(代表理事) |
所在地 | 〒533-0033 大阪府大阪市東淀川区東中島1-21-33 俵ビル702号室 |
電話番号 | 06-6195-2817 |
FAX番号 | 06-6195-2817 |
オフィスまで新大阪駅から徒歩5分です
研究員紹介
日本人には独特なアルコール体質(遺伝体質)があり、お酒に強い人と弱い人がいます。
酔い、病気、お酒にかかわる事故を防止するために、
特許技術であるアルコール体質検査キットであなたのアルコール体質を知ってみませんか。
また、BELでは未成年者のアルコール事故を防止するための啓蒙活動も行っています。
お酒との付き合い方などご要望に応じて講演会も承っておりますのでお気軽にお問い合わせください。
研究所長
市川 厚ATSUSHI ICHIKAWA
PROFILE
昭和15年1月20日生まれ
昭和43年東京大学大学院研究科博士過程終了。薬学博士。京都大学薬学部助手、助教授、教授。薬学部長。米国ウイスコンシン大学癌研究所研究員。平成15年武庫川女子大学薬学部教授、薬学部長。日本生化学会会長、日本薬学会会頭の経歴を持つ。
また、著書と生化学教科書の監修・編集、研究論文の発表を行う。
研究業績等一覧
- 著書
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- わかりやすい免疫学(共著 田中智之、廣川書店)
- 生物薬科学実験講座、ホルモンと生理活性物質、廣川書店)
- 学位論文・ヨード甲状腺腫の発生機序;Iodine metabolism and thyroid function
- Hokkaido Univ. Med. School Library vol 6 (1973)
- 監修・編集
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- スタンダード薬学シリーズI, II(東京化学同人)
- ズベイの生化学(廣川書店)
- アームストロングの生化学(廣川書店)
- マッキー生化学(共監修 福岡伸一、化学同人)
- 代表的論文
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- Suppression of allergic inflammation by the prostaglandin E receptor subtype EP3.
Kunikata T, et al, Nat Immunol. 2005 (5):524-31. - Timely interaction between prostaglandin and chemokine signaling is a prerequisite for successful fertilization. Tamba S et al, Proc Natl Acad Sci U S A. 2008;105(38):14539-44.
- Histamine synthesis is required for granule maturation in murine mast cells.
Nakazawa S, et al, Eur J Immunol. 2014; Jan;44(1):204-14. - 他 多数
- Suppression of allergic inflammation by the prostaglandin E receptor subtype EP3.
- 賞罰
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- 1972年 松永記念科学進行財団奨励賞受賞
- 1983年 日本薬学会奨励賞受賞
- 1999年 日本薬学会賞受賞
研究副所長
木下 健司KENJI KINOSHITA
PROFILE
昭和28年9月10日生まれ。
関西学院大学大学院理学研究科課程修了。理学博士。民間企業を経て米国ブラウン大学で研究教授を務める。2006年より武庫川女子大学薬学部教授、遺伝子検査方法の特許取得。
退官後2018年に一般社団法人生命科学教育研究所を設立、代表理事に就任。また同年には昭和大学薬学部客員教授にも就任。NHK “あさイチ”ほか、メディア出演多数。
研究業績等一覧
- 著書
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- Markers in the genome can direct medicine. Science Impact, (2019), Number 7, pp. 78-80
- 飲酒と健康-アルコール体質検査 と飲酒の功罪. 日本醸造協会誌 第109 巻1号 (2014)
- 学位論文
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- 16員環マクロライド抗生物質マイシナマイシンの生合成と立体化学 (1992)
- 投稿論文
- 発表
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- Development of high-throughput TaqMan PCR-based CYP2D6 SNP and CNV genotyping without DNA purification. 第78回国際薬剤師・薬学連合国際会議 2018
- 他 58回
- 特許
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- PVAスポンジを用いるリキッドバイオプシーの調整方法 特願2019- 4438
- 水溶紙を含むサンプル調製用材料およびそれを用いるサンプル調製方法WO2018/181850
- 簡便な遺伝子検査法およびコピー数計測法ならびにその支援技術 WO2018/025858
- 遺伝子の増幅方法、特定遺伝子の検出方法 特許第5875230号
- 特定遺伝子を検出する方法 特許公開2011- 19505
- 毛根採集用治具 特許公開2011-27617
- 遺伝子型判定方法 WO2011/043365
- 特定遺伝子の検出方法 特許公開2010-460 42
- 他 多数
- 教育上の業績
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- 初期演習:未成年者飲酒防止講義(健康飲酒教育) 2010年~
- 他大学:未成年者飲酒防止講義(健康飲酒教育) 2010年~
- 武庫川学院鳴松会:健康飲酒セミナー 2012年~
- 小学生対象未成年者飲酒防止出前授業 2010年~
- 社会貢献上の業績
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- UR浜甲子園団地「健康プラザはまこう」 2011年7月~ 現在 :浜甲子園団地内に健康相談所「健康プラザはまこう」を 開設し、毎週金曜日午後1時から3時まで住民のよろず健康相談を実施中。
- 香川県土庄町医療アドバイザー(非常勤) 2014年10月1日~~2016年3月:「小豆島の包括的医療・福祉多職種連携ICTネットワーク構築及び分子薬剤疫学研究を実施する。」
- メディア出演
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- “ためしてがってん”(NHK)「緊急告知:お酒ががんのリスク414倍」2013年4月10日
- “NHKスペシャル”(NHK)「遺伝子」2013年7月7日
- “あさイチ”(NHK)「ちゃんと知りたい!遺伝子検査」2013年7月31日
- “サイエンスZERO”「あなたの運命が変わる!? 遺伝子解読がもたらす医療革命」2013年8月11日
- “ニュースこうべ発”(NHK)2017年4月25日
- “ちちんぷいぷい”毎日放送 2017年6月1日
研究員
河井 沙由梨
SAYURI KAWAI
学歴 武庫川女子大学薬学部健康生命薬科学科卒
研究員
競 和佳
MADOKA KISOI
学歴 武庫川女子大学薬学部薬学科卒
博士(薬学)