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2024/02/07 お知らせ

PVAスポンジを応用した新規HPV-DNA及びChlamydia trachomatis検査方法の開発

一般社団法人生命科学教育研究所はPVAスポンジを様々なリキッドバイオプシーのサンプリングデバイスとして応用可能であることを新型コロナウイルスPCR検査で実証した。このサンプリングデバイスを子宮頸がん原因ウイルスのHPV-DAN検査に応用する準備を始めた。


女性自身が自己サンプリング可能な方法を想定した。トラストキャッチャーのスポンジ部を約500mLの水で含水させ、膣内壁をゆっくりと回転させながら採取した検体が、ヒト由来DNA量を最も多く含有した。


トラストキャッチャーを用いたサンプリングが最も効率よく 10 copies相当のヒト細胞をPCRチューブに導入できた。


HPVスタンダードDNAを用いた検量線は問題なく、10 copies/mLの感度が期待できる。


Taqmanプローブを用いたリアルタイPCR法によるHPVの迅速診断が可能である。DnaCaptureを用いた検体採取キット並びにリアルタイムPCR法の研究試薬開発、さらには臨床診断薬開発の展望がひらける。

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